ORANGE diary

日常のファンタジーへと

道しるべ

ひとつの時代が終わってしまったと同時にそれを糧にして頑張ろうとしているグループもあります。

誰だってこの事態を呑み込めないのは同じ。でも前を見て行かなければ共倒れしてしまう。何より「(ありがとうございました)これからも宜しくお願いします」という感謝の意はきちんと伝えなければならない。おかげ様で成長できましたっていう姿を見せないといけない。でもどういう形で?

…お世話になった大切な人がもがき苦しんでいるのをただ黙って見ているだけではなかった、そう捉えました。



アルバムが出るぞと号外まで配られ、制作の過程も漏れ聞こえて来ていた1年とちょっと前。年が明けると状況が一変しそれどころではなかったのは誰の目にも見えていました。プロデューサーの冠を被ったままでアルバムの制作を進めてもらっている以上、正式に「外れます」という機会でもなければこの混乱期に事が進むはずがない。だから「アルバムまだかな~」なんて呑気に言ってる人は少なくて(そりゃSNSとかやってなければそんな事情知らなくて当たりまえなんだけど)みんなぐっとこらえて「いつかきっと、遠い未来でも構わない」って気持ちで待ってたと思います。

そこにまさかの吉報が。
アルバムよりも先にシングルを発売することが決まったと。寝耳に水。むしろちょっとびっくり。


この4人のグループについては色んな角度からみて諸手を上げて応援してくれる人の方がもしかしたら少数派なのかもしれません(私はその少数派なのだけど)。なので再始動するってわかった時に賛否両論の声はあるんだろうなとは思ってました。でも少数派の私は素直に嬉しかったんだよ。待ってました!って大騒ぎしたかった。
この時期に?って思うかもしれないけどこの時期だからこその決断なんだろうというのはレコード会社のスタッフブログやラジオの解禁日からも容易に想像が付きました(とはいえ、私はこじつけが嫌いなので公式発表されるもの以外はちょっと斜めに見てるんですけどこれは発表されるものでもないと思うので…。どこかで時が経った時に雑誌とかで語ってくれるのかな?とは思います)。


今まで楽曲や振りが突飛すぎることや悪意(悪戯心)の元に計算され尽くされた発売日、罰ゲームが課せられたことなどどれも自分たちの頑張りでどうにかなるものではなくて頑張って報われるものでもなかったからきっとメンバーだって心折れてたはず。それがここに来て自分たちで作詞作曲し振りまで考えてのリリース。発売日には多少の意図を感じざるを得ないけど(笑)、プロデューサーへの激励恩返し…色んな意味を込めて成長の証を見せようと全部自分たちで試行錯誤したんだって思うとね…。
仮に裏を勘ぐって考えてみたとして、これが全て影のプロデューサー(第三者)がいて「こっちでお膳立てするからおまえら全部自分たちでやってる体にしろ」って操られてるって話だったとしたら→それでも事実はどうあれ今までの集大成であるし、何より中身は今までの曲のアンサーソング。歌詞にはあまり触れたくないですが、もう「まんま」ですよね。


一番ぐっとくるのはMV。「こんな無様な姿見たくない!」って今まで言ってた人もいたと思います。自主的にやってたことじゃなかったしやらされてた。
でも泥臭いアイドル、似合うと思います。一度離れてみてそのギャップが堪らないというか…。アイドルらしからぬ地味なグレーのスーツを着てガムシャラに踊る。変顔したり水かぶったり。
今までのものを「自分達の意思で」改めて詰め込む作業をするってことは全部受け入れてるってことになる。それを選んだのだから。やっぱりかっこいいと思う。

偉大な大先輩の背中を見ながらバーターだのなんだの言われながらも今まで着いて行けたのって大きな財産だったんじゃないかな。4人がここまで力つけて目立つようになったのって間違いなく舞祭組があったから。

このタイミングでのリリース、すごく嬉しいです。「先輩が大変な時にこんな歌…」って言う人いたらぐーぱんちするわ。

なんて、まだ曲の全貌がわからないからさ、強気なこと言えないけど。

私は4人がグレーの地味なスーツで輝くとこが見たいんだ。他の3人がそっと寄り添って力を貸してくれるとこを見るのが嬉しいんだ。



舞祭組の道しるべ、2017.1.4発売。
楽しみしかないです。
泣く準備は万端。
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