ORANGE diary

日常のファンタジーへと

悲しさと寂しさとやりきれなさと

12/25と26日は私にとって長年慣れ親しんだものが一つの幕引きを迎える2日間になりました。



まず昨日。静岡県掛川市つま恋が昨日をもって閉園となりました。
ここにはたっくさんの想い出が詰まっていて、閉園が決まった時は胸が張り裂けそうな気持ちで一杯で…。いまだに信じられないし悲しくて。

ここには2005年から2012年まで毎年夏に通い続けました。
某夏Fesが毎年ここで開催されていて3日間+前夜祭で毎年海の日を中心に合計4日間、さらに前泊したり後泊したりで1週間弱静岡に滞在してました。
つま恋は芝生のエリアが広大で、そこに丘があって緑と空の青さのコントラストが美しくて…そんな中で各々自分のスタイルでFesを楽しめるのがとてもよかった。ライブエリアの前方はガチ勢で埋められて、後方はゆっくり家族連れが芝生の上で音楽を楽しむ。
まぁ、実際はガチ勢同士のもめ事もかなりあり、最後の方は正直険悪だったりもしたのですが(笑)それも今となってはいい思い出ですね←どちらかといえばガチ勢派

言ってしまえばどうしてもブロック内での場所取り合戦になってしまうので禁止されているのに野宿で徹夜して並ぶ人が絶対出てくるわけですよ。それを阻止しようとする正義感の強い人と「施設の人が止めに来ないんだからそういうことだろう」という武闘派?で揉めるんですね。。。実際施設の人は夜間警戒に来てくれる位なので見て見ぬふりどころか容認してるようなものだったようです。私はチキンなので徹夜は一度もしなかったのですがどうやったらより早く並べるだろうということは毎年試行錯誤していました。

そんなわけで日が昇る前から待機列に並び、閉園となる21時までほぼ日陰なしの真夏日炎天下デスマッチに4日間×7年間参加し続けたのでお肌はボロボロです。将来シミそばかすババアになるのは目に見えてます。そこから何の日焼け止めなら最強か、の実証実験(自分で)したりしてね。睡眠時間も毎年4日間で12時間位しかなくて。でもそんなことすら勲章だと思ってます。それが最高に楽しかったから。仲間が出来たり、友人に会ったり、毎年一緒に参加した相方(実の妹)と二人でバカ騒ぎしたり。

2012年につま恋以外の土地でもFesが開催されたんですが、同じような環境の場所を選んでいるのにやっぱり慣れ親しんだつま恋が最高で「やっぱりここじゃなきゃ」って言ってたんです。なので今回の閉園は大げさではなく故郷が一個なくなったみたいな感覚に近い。
実際友人やいわゆるガチ勢たちは閉園決まってから遊びに行ったりして続々写真がUPされていました。いいなあ。最後に行きたかった。


どこかに権利が譲渡され、施設もリニューアルされてまた同じ場所で会えたらいいなと思います。



もう一つは今日。散々ニュースにもなってるけどあの番組が今日最終回を迎えます。
昔はグループとして特にすごいファンでした!ってわけでもなかったけど、バラエティーとしても6人の面白さにしても私は放送初回から楽しみに見てて、慣れ親しんだ番組だったから一視聴者としてとても悲しい。あって当たり前の番組だった。笑っていいともの時もそうだったけどないなんて考えられない。薄っぺらい言葉でしか言えないのがもどかしいけどあって当たり前のものって普段意識しない。それだけ自分の中での重要度がかなり高いものだと思ってる。


簡単に思い出を振り返ることも出来ないし、ファンの人に何か掛けられる言葉も見つからない。
またどこかで同じ様な形で5人(6人)の楽しいバラエティーが見られることを遠い未来でも構わないから信じたいです。


ただ、悲しい寂しいという感情だけが残るこんな惨状で幕引きがあっていいわけがないんだ。