ORANGE diary

日常のファンタジーへと

10,000字の5人目

こんだけ突き詰めてブログ書いてるなんて私はもうニカ担なのかもしれないなと、ふと思った。


元々ニカちゃんの爆走(暴走?)キャラ以外全部私の好みドンぴしゃで、アイドルとしての二階堂高嗣は全て愛おしいと思っていた。じゃあなんでニカ担にはならないのか。その理由の一つとしては言ってはいけないことを空気読まずに直でぶつけてしまう、いい大人として有るまじき危うさをどうしても認められなくて時には失望さえ覚えてしまうからだった。


ところがどっこい。
そのブラックな部分は彼が勝負に出ている証でもあった。考えなしにぶっこんでるのかな?と思う節はあったのだけど実はこれも「計算ニカちゃん(似:計算マコちゃん)」の仕業だったと言われたら。

「何度失敗したっていい。逆に失敗しない方がダメなんだって。振り切って、ときには失敗するから“これ以上はダメなんだ”ってラインがわかるわけで」
って学習しようとしてた。一旦考えなしにやってみる、ダメなラインを学ぶって手段。ダメならミツ兄が、ワッターが、なだめてフォローしてくれる、そう思って勝負に出ているのかな?…ただ、これを「小勝負」と位置付けてるけど言って取り返しの付かないこともあるのだからそのあたりも一刻も早く学んで欲しい(一度大失敗するべき)と思ってたりするわけですよ…なんて。




10,000字5人目はニカちゃんでした。




私、またニカちゃんに泣かせられた。何度目かな。自担じゃないのに泣いてるのって多分ニカちゃんしかいないと思う。今回のインタビューは最初から最後まで煙に巻く発言したいように見えて、でもしきれてなくて本音がいい具合にダダ漏れてくれてる。やっと見つけたバラエティー担当の地位。カッコよさを「今は」捨てて全力でバラエティーに特化していくって腹をくくってるけどかっこよくいて欲しいと思うファンの気持ちも決して汲んでないわけじゃない。
「いろんな人に、知って欲しいから今、こういうことをやってるんだよってことを、出来れば言わせないで欲しい(笑)」って…あー!ここまで素直に本音言ってくれてる‼って思ったらもう愛おしくて泣いた。なんだよぅ…10,000字で言ったらみやっちより本音言ってるじゃんよ(笑)。ここの文章が一番胸に刺さりました。


ニカちゃん、暴走発言したり突然ブラックになったりちょっと聞いててムカッとしたり腹立つことあるけどそれも全部計算ずくなんだよね。それは知ってるんだけどどうしても受け入れられなくて…。今回の10,000字読んだら納得はしないけど受け入れざるを得ない。自分はこうするんだ、という「確固たる決意を持って」バラエティーに臨んでるわけではなくて失敗してナンボの精神で柔軟に学ぼうとしてるんだよね。しかもそれは濱口先輩から教わったこと。一人じゃなくてグループだから誰かがフォローしてくれるし「生放送じゃないんだから」って言われてるってことは生放送では気を使って発言しようとしていると思っていいんだよね??吸収しよう、学ぼう、空気を読もうとする姿勢は受け止めるよ。だから失敗発言あってもただ無意味にモヤモヤするのはやめることにする。
でも、あなたの発言や行動によってグループ全体に迷惑が掛かる可能性があることも覚えておいてほしい。好きにやっても失敗してもいい。でも生放送じゃなければ取り返しはつくと思っていないでね。面白おかしく使おうとする番組一杯あるから。…あー説教臭くなってしまった(笑)。
とりあえずヒール役になることをヒヨってくれて本当によかったよ…(小声)。


ニカちゃんの10,000字を語るうえで絶対避けて通れないキーワード。
「なかいさん」「すまっぷ」(検索避けです)

遠慮なく話してるところ見るとバタバタする前にインタビュー終わってたんだろうけどそれでよかった。本当に良かった。じゃなかったら多分もうなかいさんへの想いは外に放たれずに封印されてしまいそうだった。
なんて表現すればいいのかな…?「崇拝」という言葉がぴったり。天邪鬼と天邪鬼のぶつかり合いで、片方はキーワードだけを与えながら後輩を育てて行こうとしていてもう片方は乾いたスポンジを必死に押し当てて水滴程度の水分を何とか吸収しようともがいてる。いや、もがいてはないか…必死なだけなんだよね。
マインドだけじゃなくて見てくれからもマネしようとしてるところが全く愛らしいけど(笑)、破天荒な二階堂テイストも織り交ぜながらなかいイズムの継承者に成るべく必死に戦ってるように見えるなぁ。

「誰の真似もすんな 君は君でいい 生きるためのレシピなんてないさ」
ニカちゃんの大好きなあの人の歌ですが…
崇拝するのはいい、でも生き写しになってはいけないと思う。それこそ二階堂高嗣は没個性化してしまう。真似することはきっとなかいさんも望んでない。自分の道を早く切り開いていってほしい。手段なんてない。


これがなかったら今の自分はどうなってたんだろう、という位大事な舞祭組を全うしようとしているニカちゃんの姿勢がとてもぐっときます。これも今の状況があってからのインタビューだったら聞けなかった話だったかもしれないと思うと泣けてくるんだけど、いつかコンサートをやってその最後になかいさんからもらった黒スーツを何と言われようと着る!って話してるそのニカちゃんの表情をとても見てみたかった。どんな表情してたんだろう。
舞祭組コンサートの最後、いつか絶対見届けたい。それはニカちゃんの集大成でもあると思うから。「信じて待ってて欲しい」って言葉を私も信じてます。


インタビューが思ったよりも真面目で答えてる内容が実はクレバーな回答だということにすごく狼狽してしまったのだけど(もっと肩すかし食らう回答になるかバカっぽくなるかのどちらかだと思ってた)、発せられるボキャブラリーの端々が大分斜め上を行ってて(笑)そこだけは二階堂節炸裂してるなってクスっとしました。しかし四字熟語とかたくさん出てくるけどよく知ってるね。多分書けないんだろうけど(笑)。


あと他の6人へのコメントが独特で面白かった。他の人の口からは絶対聞けないだろうなって話ばっかり。みやっちリスペクトしてるっていうのが意外だった。

「宮田の生き方見て笑うやつがいるなら、そいつは絶対に失敗するし生き残れない。“え、笑ってるけど、あれくらいできんの?”って聞きたいよね」

最大級の賛辞じゃないかなこれ。

 


ニカちゃんについてはメンバーの中で一番心配してるけど一番期待もしてて、この後どうなっていくのか一番知りたい人。そういう意味では自担よりもずっとずっと気になる存在です。・・・もうニカ担なんじゃないかな私(最初に戻る)。

 

7人の絆は何があっても切れないって言い切る二階堂君がとても輝いて見えました。
紆余曲折しても最終的には二枚目に戻って舞台もバラエティーもこなすマルチなタレントさんになることで大輪の花を咲かせて欲しいと思っています。