ORANGE diary

日常のファンタジーへと

よかったなんて言わないで

今日。

私が大好きな番組が一つ終了することを知りました。

噂は聞いてたけど、信じないようにしてました。

だって、また半年よろしくお願いしますって言ってたもん。

ちゃんとこの耳で聞いたもん。

 

この番組は最初こそ誰もが楽しめるような楽しい番組だったのですが、

番組の出演者に対して割と無茶ぶりをするようになっていきました。

受け取る人によっては「かわいそう」「アイドルなのに」「かっこ悪い」

「ちゃんとやれ」「いじめだ」

…出演者の中にはアイドルや今までバラエティに出たことのない歌手の人もいて

その人達が面白おかしくいじられるのが見るに堪えない部分も確かにありました。

 

司会者が悪い?番組を作ってる人が悪い?出演者がもっと真剣にやらないから?

見方はいろいろあります。

 

私は、自分の大好きな人が出るTVはどんな扱いされようと見る方ですが、

途中、さすがに息苦しくなった時期がありました。

こんなことするためにアイドルになったんじゃない、ってきっと彼らは思ってるんだ。

わざと事故映像をお届けして笑いものにさせられてるんだ。

ひどい扱いされてて、彼らはどう思ってるんだろう。

ちょっと悲しくなりました。

 

しかし時が経つにつれて彼らはいじられながらもトークの返しがうまくなり、

楽器が弾けるようになり、前に前に出てくるようになりました。

そして振り切ったのかあきらめたのかわかりませんがある時からすごく楽しそうにやってるように見えたのです。

本当のところはわかりません。

でも私にはそうみえました。

彼らが楽しんでやってるなら応援しよう。そう決めました。

 

この番組では頑張ってるリハーサル風景や私服のショット、私生活の様子もわかり、

他の番組では見たことのないコラボやコントまで見せてくれました。

 

一番は歌やダンスのソロをきちんと聞かせてくれるところ。

本業ではなかなか一人一人にスポットを当ててくれることは少ないのですが、

ここでは音を外そうが真面目にやってなかろうがちゃんとカットせず放送してくれます。

 

最後は明らかに努力不足の面が見えたり、本人たちがつらい、大変と愚痴をこぼしていたので、終わることは仕方がないのかもしれませんがこの番組があってすごく成長したことは間違いないと思うんです。

 

私は他の番組にはないこの番組の特徴が大好きでした。

アイドルならアイドルのままでいて欲しい、そう思う人もいると思います。

でも私はかっこ悪いところも泥くさいところも全部見たかった。

 

だから、終わってよかったとかやめろとかかわいそうとか、

そんなことは言わないで欲しい。

私はこの番組がなかったら4人を愛せていないかもしれません。

いっしょにコントやってくれたりかばってくれたり、応援してくれたメンバーをみて

さらに好きな気持ちが増しました。

 

だから、ありがとうの気持ちでいっぱいなんです。

 

私にとって大事な番組だったのに、「最終回万歳」みたいに言われるのは悲しい。

 本当に苦しい。


またリニューアルで違った形で見られることを楽しみにしています。

アルバムも宣伝できる番組だといいな。